2008年10月アーカイブ

今さらだけど、浦沢直樹原作「20世紀少年」の映画を見に行った。3部作の第1作目、なんといってもキャストが絶妙で、顔見ただけでどのキャラかすぐ分かるくらい。ロボットもリアルに動くと凄い迫力!ズーン、ズーン。

映画を楽しめるようにと、原作を読んでおこうと思って、さしあたり途中16巻までは弟がリアルタイムに買ってたのを譲ってもらっていたので、1巻から読みながら残りを一気に大人買い。弟が初版を買ってくれてたおかげで、12巻の例の「ひみつ集会のお知らせ」の紙が挟まってるところで背筋が凍ることができたりと、それはそれは楽しいひとときでした。"ともだち"が誰だかとかで、当時批判が凄く多かったそうですが、何回か読み返すと、いやいやこれは凄くよくできたストーリーだよと、そう思います。

(※ネタバレ注意: いくつかのブログでもともだちが○○である理由を詳細に検討していたりして、そういうのを見れば見るほど、やっぱり浦沢は神、と確信するのです。)

映画の評価サイトでも、映画の出来について、原作と同じように、いやむしろもっと激しく酷評されてましたけど、その大半が原理主義的な原作ファンの評価っぽかったので、そういう極端な評価はあまり気にせず、原作を知っている人も、そうでない人も、純粋に楽しめば良いのではないかと思うのです。来年1月公開の第2部、秋公開の第3部が今から楽しみです。

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (1) (ビッグコミックス)


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